危険物取扱者乙3類試験のポイント

 危険物取扱者(きけんぶつとりあつかいしゃ、Hazardous Materials Engineer)は、危険物を取り扱ったり、その取扱いに立ち会うために必要となる日本の国家資格です。 このページはりすさんが作成した試験問題アプリ、りすさんシリーズの紹介と試験に出題された項目をまとめたページです。
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目次
▶  性質並びに予防及び消火の方法
▶ 法令、物理と化学は乙4のページで紹介してます
▶  乙種危険物の本  

わかりやすい!乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者試験 (国家・資格シリーズ 104)

性質並びに予防及び消火の方法

第3類の危険物の性状

 常温(20℃)において、固体又は液体のものがある。

 ほとんどのものは、水との接触により可燃性ガスを発生し、発熱あるいは発火する。

 乾燥した常温(20℃)の空気中では、発火の危険性がないものもある。

 自然発火性と禁水性の両方の性質を有しているものがある。

 第3類の危険物には、不燃性のものも可燃性のものもある

 潮解性を有するものがある。

 水と反応しないものがある。

 保護液として水を使用するものがある。

第3類の危険物に関する貯蔵及び取扱い

 保護液に保存されている物品は、保護液の減少に注意し、危険物が保護液から露出しないようにする。

 自然発火性物品は、空気との接触をさける。

 容器は密栓して、通風および換気のよい冷所に貯蔵する。

 酸化剤との接触または混合を避ける。

 第3類の危険物のほとんどは、水と反応する禁水性の物質ですが、その際発生するガスは、水素を発生するものが多い

第3類の危険物火災の消火方法

 乾燥砂で覆う。

 禁水性物質、自然発火性物質ともに使用できるのは、乾燥砂だけである。

 膨張ひる石は、すべての第3類危険物に有効である。

 不燃性ガスによる消火は不適切である。

 強化液消火剤を使用すると、かえって燃焼が激しくなるものが多い。

 禁水性物質は、りん酸塩類等以外の粉末消火剤で消火する。

カリウムの性状

 銀白色で光沢のある軟らかい金属である。

 比重は1より小さく、水に浮く。

 ハロゲンと常温(20℃)で反応する。

 常温(20℃)で水と接触すると、発火する。

 紫色の炎をあげて燃える。

 有機物に対して強い還元作用を示す。 吸湿性を有する物質である。

 腐食性が強い。

 灯油とは室温で反応しない。

 空気に触れるとすぐに酸化される。

 火気や加熱を避けて貯蔵する。

 換気のよい冷暗所で貯蔵する。

 潮解性を有する物質である。

 カリウムは水やアルコールと反応して水素を発生します。

ナトリウムの性状

 比重は1より小さい。

 水と激しく反応して、水素を発生する。

 融点は、約98℃である。

 空気に長時間触れると自然発火する。

 黄色の炎をあげて燃焼する。

 常温(20℃)では、固体である。

 銀白色の柔らかい金属である。

 化学的反応性は、カリウムより劣る。

 空気中では表面がすぐに酸化される。

 ナトリウムは水やアルコールと反応して発熱し水素が発生する。

カリウムとナトリウムの共通する性状

 水より軽い。

 水と反応して水素を発生する。

 皮膚に触れると火傷をおこす。

 灯油や軽油及び流動パラフィン中に貯蔵する。

 カリウムやナトリウムの消火の際は、乾燥砂等で覆うのが有効

アルキルアルミニウムの性状

 アルキル基とアルミニウムの化合物であり、ハロゲンを含むものもある。

 常温(20℃)では、固体又は液体である。

 ヘキサン、ベンゼン等の炭化水素系溶媒に可溶であり、これらに希釈したものは反応性が低減する。

 アルキル基をハロゲン元素で置換すると危険性は低下する。

 アルキルアルミニウムは水はもちろん、空気と触れても激しく反応して発火する。

 皮膚に触れると火傷を起こす。

 ハロゲン数の多いものは、空気や水との反応性が小さくなる。

 水、アルコールと反応してアルカンを生成する。

 一般に無色の液体で、空気に触れると急激に酸化される。

 アルキルアルミニウムは、炭素数やハロゲン数の多いものほど反応性は逆に小さくなる。

 高温においては分解するので、加熱を避ける。

 自然分解により容器内の圧力が上がり容器が破損するおそれがあるので、ガラス容器では長期間保存しない方がよい。

 一時的に空になった容器でも、容器内に付着残留しているおそれがあるので、窒素など不活性のガスを封入しておく。

 アルキルアルミニウムは空気だけでなく水とも激しく反応するので、水中ではなく不活性ガス中で貯蔵する。

ノルマルブチルリチウムの性状

 空気と接触すると白煙を生じ、燃焼する。

 貯蔵容器には、不活性ガスを封入する。

 水、アルコールと激しく反応する。

 ベンゼン、ヘキサンに溶ける。

 黄褐色の液体である。

リチウムの性状

 リチウムの性状銀白色の軟らかい金属である。

 金属の中で最も軽い。

 高温で燃焼して酸化物を生じる。

 ハロゲンとは激しく反応し、ハロゲン化物を生ずる。

 リチウムには、自然発火性の性状はなく、禁水性の性状のみである。

 粉末状のものが空気と混合すると、自然発火することがある。

 カリウムやナトリウムより比重が小さい。

 空気中で加熱すると、深紅色または深赤色の炎を出して燃える。

 火災の場合、水を使用することはできない。

 リチウムは水とは激しく反応しますが、アルカリ金属では[特別扱い]のカリウムやナトリウムよりは反応性は低い。

バリウムの性状

 ハロゲンとは常温(20℃)で激しく反応し、ハロゲン化物を生成する。

 炎色反応は黄緑色を呈する。

 水素とは高温で反応し、水酸化バリウムを生じる。

 粉末状のものが空気と混合すると、自然発火することがある。

 バリウムなどのアルカリ金属やアルカリ土類金属は、いずれも銀白色の軟らかい金属(固体)である。

 消火の際は、乾燥砂等を用して窒息消火する。

 水より重い。 空気中で常温(20℃)で表面が酸化される。

 灯油中に貯蔵し、冷暗所に保管する。

 水と反応するが、その際に発生するガスは酸素ではなく、水素である。

黄りんの性状

 淡黄色の固体である。

 発火点が低い。

 暗所では青白色の光を発する。

 酸化されやすい物質である。

 黄りんは、無機物である酸化剤とは激しく反応して発火する危険性がある。

 比重が1より大きく、猛毒性を有する固体である。

 空気中に放置すると徐々に発熱し、発火に至る。

 水には溶けないが、二硫化炭素やベンゼンには溶ける。

 ニラのような不快臭がある。

 黄りんは、自然発火性の物質ではありますが、他の第3類の危険物のように禁水性ではなく、水とは反応しない。

黄りんを貯蔵し、または取り扱う際の注意事項

 発火点は50℃程度と極めて低いので注意して取り扱う。

 空気中で徐々に酸化され、自然発火を起こす危険性があるので、水中に貯蔵する。

 酸化剤との接触を避ける。

 皮膚をおかすことがあるので、触れないようにする。

 黄りんの保護液は、弱アルカリ性に保つ必要がある。

ジエチル亜鉛の性状

 無色の液体である。

 空気中で容易に酸化され、自然発火する。

 水や酸およびアルコールなどと反応して可燃性ガスを発生する。

 ジエチルエーテルやベンゼンに溶ける。

 ジエチル亜鉛の比重は1.21であり、水には浮かない。

水素化ナトリウムの性状

 灰色の粉末である。

 還元性が強く、金属酸化物から金属を遊離する。

 高温でナトリウムと水素に分解する。

 空気中の湿気で自然発火することがある。

 水素化ナトリウムの比重は、0.92で1より小さい。

 鉱油中では安定である。

 乾燥した空気中では安定している。

 水と爆発的に反応して、水素を発生する。

 還元性が強く、酸化剤と混合すると加熱や摩擦等により発火する。

 水よりも軽い。

 高温でリチウムと水素に分解する。

 水素化リチウムは、水素化ナトリウム同様、還元性の強い物質である。

りん化カルシウムの性状

 暗赤色の結晶である。

 特有の臭気がある。

 火災の際に、有毒な酸化物が生じる。

 水と反応して、可燃性の気体が発生する。

 りん化カルシウムは湿気のない乾いた空気中では自らは不燃性なので、自然発火はしない。

炭化カルシウムの性状

 純粋なものは白色の固体である。

 水と反応して発熱する。

 比重は1より大きい。

 吸湿性がある。

 炭化カルシウムを高温にすると、酸化性ではなく還元性を有し、多くの酸化物を還元する。

 一般に流通しているものは、不純物として硫黄、りん、窒素、けい素等を含んでいる。

 通常は灰色または灰黒色の塊状の固体である。

 融点は1.000℃より高い。

 水と作用して発生するアセチレンガスは無色の気体で空気より軽く、爆発範囲は極めて広い。

 炭化カルシウムは不燃性であり、常温(20℃)で酸素とは化合しない。

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