甲種危険物取扱者試験 化学問3
問3
芳香族炭化水素に関する説明について、次のうち誤っているものはどれか
1: ベンゼンの同族体には、トルエンやキシレンなどがある
2: ベンゼンは、不飽和炭化水素であり、置換反応を起こしにくく、付加反応を起こしやすい
3: ベンゼンを構成するすべての原子は平面上にあり、6個の炭素原子は正六角形を形成している
4: キシレンは、ベンゼン環の2個の水素原子が2個のメチル基(-CH₃)に置換されたものであり、メチル基が結合する位置によって、3種類の構造異性体が存在する
5: ベンゼンに濃硫酸を加えて加熱すると、ベンゼンスルホン酸(C₆H₅SO₃H)になるこの反応をスルホン化という
答え: 2
解説:
ベンゼンは不飽和炭化水素であり、付加反応よりも置換反応を起こしやすい
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