潜水士 問題集アプリ
潜水士免許試験の学習に使える、りすさんシリーズの問題集アプリです。
試験科目である 「潜水業務」「送気、潜降及び浮上」「高気圧障害」「関係法令」の4科目を、 問題演習を通して確認できます。
通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を活用して、 潜水に関する基礎知識、潜水器、送気方法、減圧、高気圧障害、 関係法令などを効率よく学習できます。 繰り返し問題を解くことで、知識の定着と潜水士免許試験対策をサポートします。
主な特徴
- 潜水士免許試験の4科目すべての学習に対応しています。
- 「潜水業務」「送気、潜降及び浮上」「高気圧障害」「関係法令」を分野ごとに学習できます。
- 問題演習を中心に、試験で問われやすい重要事項を効率よく確認できます。
- 1問ずつテンポよく解けるため、短時間の学習にも向いています。
- 解答後に正誤や解説を確認でき、復習しやすい構成です。
- 圧力、浮力、気体の法則、送気量などの計算問題にも取り組めます。
- 専門用語を確認できる用語集としても活用できます。
潜水士とは
潜水士は、潜水器を用い、空気圧縮機や手押しポンプによる送気、 またはボンベからの給気を受けて水中で行う潜水業務に従事するために必要となる 労働安全衛生法に基づく免許です。
潜水業務では、水圧の変化、高気圧障害、送気設備のトラブル、 水中拘束、潮流、低水温など、陸上作業とは異なる危険があります。 そのため、潜水器や送気設備の取扱いだけでなく、 減圧、高気圧障害、救急処置、関係法令などについて幅広い知識が求められます。
潜水士は、水中での土木作業、サルベージ作業、水産物の採取、 海洋調査など、潜水器を使用して行うさまざまな業務に関係する資格です。
潜水士免許試験の4科目
潜水士免許試験は、次の4科目について学科試験で行われます。
| 試験科目 | 出題数 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 潜水業務 | 10問 | 圧力、浮力、気体の性質、水中の光・音、潜水方式、潜水作業の危険性など |
| 送気、潜降及び浮上 | 10問 | 送気設備、コンプレッサー、潜水器、潜降・浮上、減圧方法、装備の取扱いなど |
| 高気圧障害 | 10問 | 呼吸・循環、圧外傷、減圧症、酸素中毒、低体温症、救急処置など |
| 関係法令 | 10問 | 労働安全衛生法、高気圧作業安全衛生規則、設備、健康診断、免許等に関する規定など |
試験は4科目合計40問で行われます。 公益財団法人安全衛生技術試験協会の案内では、 通常の試験時間は12時30分から16時30分までの4時間で、 4時間を通して実施されます。
各科目の学習ポイント
潜水業務
潜水業務では、潜水に必要となる物理的な基礎知識と、 水中作業特有の危険について学習します。
圧力と気体
絶対圧力とゲージ圧力の違い、 ボイルの法則、シャルルの法則、ドルトンの法則、 ヘンリーの法則などは頻出分野です。
特に、水深が深くなると周囲圧が高くなり、 気体の体積や密度、各成分気体の分圧がどのように変化するかを 計算できるようにしておくことが重要です。
浮力
アルキメデスの原理、中性浮力、 海水と淡水による浮力の違いなどを確認します。 ばね秤や風船を使った計算問題も出題されるため、 公式だけでなく問題演習で計算に慣れておきましょう。
水中の光と音
水中では赤色の光が吸収されやすいこと、 顔マスクを通して物体を見ると実際より大きく近く見えること、 水中では音速が空気中より速く、音源の方向を判断しにくいことなどを整理します。
潜水方式
スクーバ式潜水、全面マスク式潜水、ヘルメット式潜水などについて、 自給気式と送気式、応需送気式と定量送気式の違いを確認します。
潜水作業の危険性
潮流、水中拘束、溺れ、潜水墜落、吹き上げ、 水中溶接・溶断、海中生物、暗渠、冷水、高所など、 特殊な環境での潜水に関する危険と対策を学習します。
送気、潜降及び浮上
この科目では、潜水作業者へ呼吸ガスを供給する設備、 潜水器の構造、潜降と浮上、減圧などについて学習します。 装置名や操作方法だけでなく、 「誤った操作をするとどのような危険が生じるか」を意識すると理解しやすくなります。
送気設備
コンプレッサー、調節用空気槽、予備空気槽、 空気清浄装置、流量計、圧力計、送気ホースなどについて、 役割と配置、点検方法を確認します。
スクーバ式潜水の装備
ボンベ、レギュレーター、ファーストステージ、 セカンドステージ、残圧計、BC、ウエットスーツ、 ドライスーツ、足ヒレなどの構造と取扱いを学習します。
ヘルメット式・全面マスク式潜水
ヘルメットの排気弁、逆止弁、ドレーンコック、腰バルブなどの役割や、 全面マスク式潜水における口鼻マスク、デマンド式レギュレーター、 水中電話などについて整理します。
潜降と浮上
さがり綱の使用、耳抜き、浮上速度、安全停止、 緊急浮上などについて学習します。 急浮上は肺の圧外傷や減圧障害につながるため、 安全な浮上方法を理解しておくことが重要です。
減圧
半飽和時間、半飽和組織、M値、 ビュールマンのZH-L16モデルなど、 減圧計算に関する基本的な考え方を確認します。
計算式そのものだけではなく、 「深度が深い」「潜水時間が長い」「水面休息が短い」などの条件が、 体内の不活性ガスと減圧時間にどのように影響するかを整理しましょう。
高気圧障害
高気圧障害では、潜水によって人体に起こる変化と、 障害の原因、症状、予防、応急処置について学習します。 名称が似ている障害が多いため、 原因と症状をセットで覚えることがポイントです。
呼吸と循環
肺胞でのガス交換、死腔、心臓と血液循環、 神経系などの人体の基礎知識を確認します。
圧外傷
潜降時のスクィーズ、浮上時のブロック、 中耳や副鼻腔の障害、肺の過膨張、気胸、空気塞栓症などについて学習します。
潜降では周囲圧が高くなって気体が収縮し、 浮上では周囲圧が低くなって気体が膨張するという基本を押さえると、 多くの問題を判断しやすくなります。
減圧症
高圧下で体内に溶解した窒素などの不活性ガスが、 浮上による減圧で気泡となることなどによって生じます。 関節痛、皮膚症状、神経症状、肺症状などについて整理します。
酸素中毒・二酸化炭素中毒・一酸化炭素中毒
酸素分圧が高い状態で生じる酸素中毒、 換気不足などによる二酸化炭素中毒、 コンプレッサーの吸気への排気ガス混入などで起こる一酸化炭素中毒について、 原因と症状の違いを確認します。
低体温症
水中では空気中よりも体熱を失いやすいため、 低水温環境では低体温症に注意が必要です。 震え、意識障害などの症状と、適切な保温方法を確認します。
一次救命処置
反応や呼吸の確認、胸骨圧迫、AEDの使用など、 一次救命処置についても出題されます。 数字や手順を問題演習で繰り返し確認しておきましょう。
関係法令
関係法令では、労働安全衛生法や高気圧作業安全衛生規則を中心に、 潜水業務を安全に行うための設備、作業方法、 健康診断、再圧室、潜水士免許などについて学習します。
送気設備・予備空気槽
調節用空気槽や予備空気槽の設置、 予備空気槽に必要な圧力や内容積、 送気量や送気圧の管理などが出題されます。 計算問題もあるため、過去問で式の使い方を確認しておきましょう。
潜降・浮上と携行物
さがり綱、信号索、水中時計、水深計、鋭利な刃物、 救命胴衣や浮力調整具など、 潜水方式に応じて必要となる器具を整理します。
連絡員
送気式潜水では、潜水作業者との連絡や潜降・浮上の管理などを行う 連絡員に関する規定があります。 連絡員と送気を調節する者の役割を混同しないように整理しましょう。
高気圧業務健康診断
潜水業務に常時従事する労働者に対する健康診断について、 実施時期、検査項目、記録や保存などを確認します。
再圧室
再圧室の設置、使用時の監視、点検、 加圧・減圧の記録などに関する規定を学習します。
潜水士免許
潜水業務に就くための免許要件、 免許証の再交付・書替え、免許の取消しや効力停止などについて確認します。
試験問題数と配点
| 科目 | 問題数 | 配点 |
|---|---|---|
| 潜水業務 | 10問 | 30点 |
| 送気、潜降及び浮上 | 10問 | 25点 |
| 高気圧障害 | 10問 | 25点 |
| 関係法令 | 10問 | 20点 |
合計40問、100点満点です。 特定の科目だけに偏らず、4科目をバランスよく学習する必要があります。
合格基準
潜水士免許試験の合格基準は、 各科目の得点がそれぞれ40%以上であり、 かつ4科目の合計得点が60%以上であることです。
合計点が60%以上であっても、 1科目でも40%未満の科目があると合格基準を満たしません。 苦手科目を放置せず、全科目で一定以上得点できるように学習することが重要です。
受験資格
潜水士免許試験には、受験資格の制限はありません。 実務経験や特定の学歴がなくても受験できます。 ただし、受験申請では本人確認証明書など、 所定の書類が必要となります。
なお、満18歳未満の者は潜水士免許を受けることができません。 試験を受験することと、免許の交付を受けることは分けて確認しておきましょう。
潜水士免許を取得するまで
- 潜水士免許試験へ受験申請する
- 4科目の学科試験を受験する
- 合格基準を満たして試験に合格する
- 免許申請を行う
- 潜水士免許証の交付を受ける
潜水士免許試験には実技試験はありません。 試験は学科試験で行われるため、 公表試験問題を使った反復学習と相性のよい資格です。
令和8年度の潜水士免許試験
令和8年度(2026年度)の潜水士免許試験は、 全国の安全衛生技術センターや試験場で複数回実施されています。 試験日は会場によって異なります。
2026年9月24日、12月14日、2027年2月8日などに 潜水士免許試験が設定されている会場がありますが、 すべての会場で同じ日に実施されるわけではありません。 受験する地域の試験日程と申込状況を必ず確認してください。
また、通常のセンター試験とは別に出張特別試験が実施される場合があります。 日程、試験会場、受付期間、試験手数料、申請方法などは変更される可能性があるため、 受験前には公益財団法人安全衛生技術試験協会の最新情報をご確認ください。
公表試験問題について
潜水士免許試験では、 公益財団法人安全衛生技術試験協会から公表試験問題が公開されています。 実際の出題形式を確認できるため、試験対策では重要な学習資料となります。
問題を解いた後は正答だけを覚えるのではなく、 各選択肢のどこが正しく、どこが誤っているのかまで確認すると、 類似問題にも対応しやすくなります。
このような方におすすめ
- 潜水士免許試験の受験を予定している方
- 公表試験問題を繰り返し学習したい方
- 潜水業務の基礎知識を整理したい方
- 圧力、浮力、分圧などの計算問題を練習したい方
- スクーバ式潜水や送気式潜水の装備について学習したい方
- 減圧症や圧外傷などの高気圧障害を整理したい方
- 高気圧作業安全衛生規則などの関係法令を確認したい方
- 通勤時間や休憩時間を使って試験対策を進めたい方
- 試験直前の総復習に問題演習を利用したい方
潜水士免許試験の学習ポイント
最初に圧力と気体の基礎を固める
潜水士試験では、圧力、体積、分圧、気体の溶解などの基礎知識が 複数の分野につながっています。
絶対圧力とゲージ圧力、 水深10mごとの圧力変化、 ボイルの法則、ドルトンの法則、ヘンリーの法則などを 最初に整理しておくと、潜水業務だけでなく、 高気圧障害や減圧に関する問題も理解しやすくなります。
計算問題はパターンごとに覚える
潜水士試験では、 水深と圧力、ボンベの使用可能時間、気体の分圧、 浮力、予備空気槽などの計算問題があります。
難しい数学を使う問題ではありませんが、 ゲージ圧力を絶対圧力へ直す処理や、 水深による圧力の変化を忘れると間違えやすくなります。 公表試験問題を使って計算手順を定着させましょう。
似た用語を比較して整理する
潜水士試験では、 「潜水墜落と吹き上げ」 「スクィーズとブロック」 「肺酸素中毒と脳酸素中毒」 「調節用空気槽と予備空気槽」 「スクーバ式と全面マスク式とヘルメット式」など、 似た用語や対になる概念が多く登場します。
一つずつ暗記するよりも、 違いを比較して整理すると記憶に残りやすくなります。
装備は名称と役割をセットで覚える
レギュレーター、残圧計、BC、送気ホース、 排気弁、逆止弁、ドレーンコックなど、 潜水器には多くの部品や装置があります。
名称だけではなく、 「どこにあるのか」「何のためにあるのか」 「誤った操作をすると何が起きるのか」をセットで覚えましょう。
高気圧障害は原因から考える
減圧症、空気塞栓症、気胸、窒素酔い、 酸素中毒、二酸化炭素中毒などを丸暗記すると混同しやすくなります。
「圧力の上昇で起こるのか」 「浮上時の気体膨張で起こるのか」 「不活性ガスの気泡で起こるのか」 「呼吸ガスの分圧で起こるのか」 という原因から整理すると判断しやすくなります。
関係法令は数字と対象をセットで覚える
関係法令では、圧力、送気量、点検期間、保存期間、 携行物、健康診断など、数字を問う問題が多くあります。
数字だけを単独で暗記するのではなく、 「何についての数字なのか」 「どの潜水方式に適用されるのか」を一緒に覚えることが重要です。
公表試験問題を繰り返す
潜水士免許試験は、公表試験問題を使って出題形式を確認できます。 同じテーマが表現や数字を変えて繰り返し問われることもあるため、 複数回分の問題を解くことで出題傾向をつかみやすくなります。
一度正解した問題でも、 すべての選択肢について理由を説明できるか確認すると、 より確実な知識として定着します。
より詳しく学習したい方へ
このページでは、潜水士免許試験の制度と学習ポイントを要約して紹介しています。 アプリでは、「潜水業務」「送気、潜降及び浮上」「高気圧障害」「関係法令」について、 試験対策に役立つ問題演習を収録しています。
問題を繰り返し解きながら知識を確認したい方は、 潜水士問題集アプリをご利用ください。
ご利用にあたって
- 本アプリは、潜水士免許試験の学習を支援するための問題集アプリです。
- 本アプリは、厚生労働省、公益財団法人安全衛生技術試験協会その他の公的機関が提供する公式アプリではありません。
- 法令改正や試験制度の変更等が行われる場合があります。
- 収録内容は正確性に配慮していますが、受験の際は必ず公式の試験案内や最新法令をご確認ください。
- 潜水は専門的な訓練と安全管理を必要とします。本アプリの学習内容のみをもって実際の潜水作業を行うことを目的としたものではありません。
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