クロリティーは、複数の輪を専用ボードのピンへ投げ入れるアメリカ式の競技輪投げです。輪の入り方や得点区域を使って、単純な輪投げより競技性を高めています。立ったままでも座っても行いやすく、地域の健康教室にも向いています。

クロリティーとは?
投球ラインから輪を投げ、ボード上のピンや得点区域に入れて得点します。複数の輪をまとめて投げるのではなく、1本ずつ順番に投げ、相手との合計点を競います。
| 競技 | 違い |
|---|---|
| 一般的な輪投げ | 棒や台へ輪を入れる。クロリティーは専用ボードと競技規則を使う |
| ラダーゲッター | ひも付きボールを横棒へ掛ける |
| クォイツ | 海外の輪投げ類似競技。用具・得点規則が異なる |
初心者難易度:低~中。近距離なら始めやすく、得点区域を狙う技術で差がつきます。
基本ルールと競技方法
ボードを水平に設置し、定められた距離から規定本数の輪を投げます。ピンに掛かった輪や得点区域に入った輪を合計し、ラウンドまたは試合の合計点で勝敗を決めます。ボード上の位置、線上の判定、輪が重なった場合の扱いは採用規則を確認します。
| 人数 | 個人、1対1、チーム戦 |
|---|---|
| 距離 | 会場・年齢・大会規則に応じて設定。体験は2~5m程度 |
| 所要時間 | 1試合15~40分 |
| 運動量 | 低。投球と輪の回収が中心 |
必要な用具・資機材
個人用
- 競技用リング、滑りにくい靴、タオル
- 必要に応じて手袋、飲料
団体・主催者用
- クロリティー専用ボード、脚・台座、リング一式
- 投球ライン、距離表示、得点板、スコアカード
- 転倒防止ウェイト、収納・運搬ケース、救急用品
用具の価格
| 用具 | 価格目安(税込) |
|---|---|
| 専用ボード | 約20,000~80,000円 |
| リング一式 | 約3,000~15,000円 |
| 脚・台座 | 約5,000~20,000円 |
| 得点板・距離表示 | 2,000~10,000円 |
始めるための初期費用
| 方法 | 概算 |
|---|---|
| 体験会 | 0~2,000円 |
| 1人で始める | 約25,000~100,000円 |
| 10人団体・2面 | 約60,000~220,000円 |
年間の維持費
リング、ボード表面、脚部、収納ケースの更新、会場使用料、会費、大会参加費が中心です。個人は年数千円、10人団体は年2万~15万円程度を目安にします。ボードは湿気・雨・直射日光を避けて保管します。
始めるには誰に連絡する?
- クロリティーの普及団体・全国組織
- 都道府県レクリエーション協会
- 市区町村の公民館、クラブ、スポーツ推進委員
- 公園利用は自治体公園担当課・指定管理者
公園を借りる方法
屋内の公民館利用が基本になりやすい競技です。公園で実施する場合は、ボードの設置、占有面積、転倒防止、輪の飛散を説明し、団体利用や行為許可の要否を確認します。
公園利用時の注意点
- ボードの前後左右に安全帯を確保する
- 強風で倒れないよう、許可された方法で固定・ウェイトを使う
- 輪が通路や遊具へ跳ねない方向へ設置する
- 芝生、花壇、樹木の根元、雨後の軟弱地を避ける
- 終了後にボード、リング、ライン、ウェイトを撤去する
雨天時にできる?
屋内では問題ありません。屋外ではボードが濡れて滑り、木製部品が変形し、地面も荒れやすくなります。雨、強風、雷では中止し、人工芝は施設の使用条件を確認します。
日本の競技人口・登録者数
クロリティー単独の全国登録者数・愛好者推計は、公開統計が限定的です。普及団体の会員数、地域大会参加者、体験会参加者を区別して扱います。
競技の歴史
クロリティーはアメリカ式の競技輪投げとして、日本のレクリエーション分野へ紹介されました。専用ボードを使うことで、一般的な輪投げより距離・得点・判定を統一しやすくしています。
海外での普及状況
北米を中心にリングトスやクォイツなどの輪投げ系ゲームが行われています。ただしクロリティーの名称・用具・大会制度は地域団体ごとに異なり、世界統一の競技人口は確認しにくい競技です。
公園維持管理者から見た注意点
| 懸念 | 対策 |
|---|---|
| ボード転倒 | 水平な場所、転倒防止、風速基準を設定 |
| リング飛散 | 投球方向と安全帯を固定する |
| 芝生損傷 | 設置場所を移し、雨後を休止する |
| 設備破損 | 脚・ボード表面を点検し、無断加工・固定をしない |
他の公園利用者との関係
予約区画以外に団体の優先権はありません。通路やベンチを塞がず、一般利用者が近づいたら投球を止めます。大会・教室では時間、区画、責任者を明確にします。
公園でスポーツはどこまでできる?
輪投げ系は飛距離と速度が小さく導入しやすい一方、専用ボードの設置で場所を占有します。自由利用ではなく、管理者のルールと設置許可を優先します。
まとめ・初心者が最初にやること
- 公民館・地域教室で実物を体験する
- ボードの高さ、輪の重さ、投球距離を確認する
- 公園では転倒防止と安全帯を設定する
- 雨天・強風時は中止し、用具を毎回撤去する
