サイト作成で使うHTMLの基本まとめ
タグの意味・書き方・WordPress記事での使い方
最終更新日:2026年6月26日
HTMLは、Webページの文章・見出し・画像・リンク・表などを配置するための基本言語です。
この記事では、実際にサイトやWordPress記事を作ることを想定して、よく使うHTMLタグの意味と使い方をまとめます。
- HTMLの基本構造
- WordPress記事で使うHTMLの考え方
- 見出し・段落・リンク・画像・表の作り方
- よく使うHTMLタグの意味一覧
- SEOを意識したタグの使い方
- 記事作成で避けたいHTMLの書き方
- そのまま使える記事テンプレート
1. HTMLとは?
HTMLは、Webページの「骨組み」を作るための言語です。
文章を段落にしたり、見出しを付けたり、画像を表示したり、リンクを貼ったりする役割があります。
<h2>見出しです</h2>
<p>これは本文です。</p>
<a href="https://example.com">リンクはこちら</a>
<h2> は見出し、<p> は段落、<a> はリンクを表します。
HTMLでは文章の意味をタグで囲んでいきます。
2. HTMLの基本構造
1つのHTMLページは、基本的に次のような形で作られます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>ページタイトル</title>
<meta name="description" content="ページの説明文">
</head>
<body>
<h1>ページの大見出し</h1>
<p>本文を書きます。</p>
</body>
</html>
| 部分 | 意味 |
|---|---|
<!DOCTYPE html> |
このファイルがHTML5で書かれていることを示します。 |
<html lang="ja"> |
ページ全体がHTMLで、日本語ページであることを示します。 |
<head> |
ページの設定情報を書きます。画面には直接表示されません。 |
<body> |
実際に画面に表示される本文部分です。 |
WordPressの記事編集画面では、通常
<!DOCTYPE html>、<html>、<head>、<body> は自分で書きません。投稿本文には、
<h2>、<p>、<ul>、<table> など、記事本文に必要なタグだけを書くのが基本です。
3. WordPress記事で使うHTMLの考え方
WordPressでは、テーマ側がページ全体のHTML構造を作っています。
そのため、記事本文に貼るHTMLは「本文の中身」だけで十分です。
WordPress記事本文に貼る例
<h2>記事の見出し</h2>
<p>
ここに本文を書きます。読みやすいように段落ごとに分けます。
</p>
<ul>
<li>ポイント1</li>
<li>ポイント2</li>
<li>ポイント3</li>
</ul>
WordPressに貼る場合は、
<article> や <body> まで入れず、記事本文部分だけを貼ると扱いやすいです。デザインはCocoonの「追加CSS」でまとめて管理すると、複数記事で統一しやすくなります。
4. 見出しタグ:h1〜h6
見出しタグは、記事の構造を作るために使います。
| タグ | 意味 | 使い方 |
|---|---|---|
<h1> |
ページの大見出し | 基本的に1ページに1つ。WordPressでは記事タイトルがh1になることが多いです。 |
<h2> |
大きな章の見出し | 記事本文の主要見出しに使います。 |
<h3> |
h2の中の小見出し | 詳しい説明や補足の見出しに使います。 |
<h4>〜<h6> |
さらに細かい見出し | 深い階層が必要なときに使います。 |
見出しの正しい順番
<h2>1. 大きな章</h2>
<h3>1-1. 小見出し</h3>
<h3>1-2. 小見出し</h3>
<h2>2. 次の大きな章</h2>
<h3>2-1. 小見出し</h3>
デザイン上の見た目だけで、
<h2> の次にいきなり <h5> を使うなど、見出し階層を飛ばすのは避けた方がよいです。
5. 段落・改行・強調
| タグ | 意味 | 例 |
|---|---|---|
<p> |
段落 | <p>本文です。</p> |
<br> |
改行 | 1行目<br>2行目 |
<strong> |
重要な強調 | <strong>重要です</strong> |
<em> |
ニュアンス上の強調 | <em>特に注意</em> |
<span> |
一部だけ装飾するための範囲 | <span class="red">赤文字</span> |
段落の例
<p>
HTMLでは、文章のまとまりをpタグで囲みます。
長い文章は、読みやすいように段落ごとに分けます。
</p>
<p>
別の話題に移るときは、新しいpタグを使います。
</p>
見た目のためだけに
<br> を連発するより、段落は <p> で分けた方が読みやすく、HTMLとしても自然です。
6. リストタグ:ul・ol・li
箇条書きにはリストタグを使います。
順番のないリスト
<ul>
<li>りんご</li>
<li>みかん</li>
<li>バナナ</li>
</ul>
順番のあるリスト
<ol>
<li>アプリを開く</li>
<li>設定画面を開く</li>
<li>保存ボタンを押す</li>
</ol>
7. リンクタグ:a
リンクを作るには <a> タグを使います。
<a href="https://example.com">公式サイトを見る</a>
別タブで開くリンク
<a href="https://example.com" target="_blank" rel="noopener">
公式サイトを別タブで開く
</a>
| 属性 | 意味 |
|---|---|
href |
リンク先のURLを指定します。 |
target="_blank" |
リンクを別タブで開きます。 |
rel="noopener" |
別タブリンクの安全対策として付けます。 |
リンク文字は「こちら」だけでなく、
AdMob公式ヘルプを見る のように、リンク先の内容が分かる文字にすると親切です。
8. 画像タグ:img
画像を表示するには <img> タグを使います。
<img src="sample.jpg" alt="サンプル画像の説明">
| 属性 | 意味 |
|---|---|
src |
画像ファイルのURLやパスを指定します。 |
alt |
画像の代替テキストです。画像が表示されない場合や読み上げ機能で使われます。 |
width / height |
画像の幅と高さを指定します。レイアウトのガタつき防止にも役立ちます。 |
loading="lazy" |
画像の遅延読み込みを指定します。ページ表示を軽くできます。 |
実用的な画像タグの例
<img
src="admob-policy-center.jpg"
alt="AdMobポリシーセンターの詳細画面"
width="800"
height="450"
loading="lazy">
9. 表タグ:table
比較表や一覧表を作るには <table> を使います。
<table>
<tr>
<th>タグ</th>
<th>意味</th>
</tr>
<tr>
<td><p></td>
<td>段落を表します</td>
</tr>
</table>
| タグ | 意味 |
|---|---|
<table> |
表全体を表します。 |
<tr> |
表の1行を表します。 |
<th> |
見出しセルを表します。 |
<td> |
通常のセルを表します。 |
表はスマホで横幅が足りなくなりやすいです。
長い表を使う場合は、横スクロールできるCSSを追加すると見やすくなります。
10. 補足・注意書き・引用
記事では、注意点や補足情報を分かりやすく見せるために、<div> や <blockquote> を使います。
補足ボックス
<div class="note">
<strong>補足:</strong><br>
ここに補足説明を書きます。
</div>
引用
<blockquote>
引用文をここに書きます。
</blockquote>
11. コード表示:code・pre
プログラムコードやHTML例を記事に載せる場合は、<pre> と <code> を組み合わせます。
<pre><code>
ここにコードを書きます
</code></pre>
< は <、> は > と書く必要があります。そのまま書くと、ブラウザがHTMLタグとして解釈してしまいます。
12. SEOで重要なHTMLタグ
SEOでは、HTMLの構造が分かりやすいことが重要です。
特にタイトル、説明文、見出し、画像のalt、リンク文字は意識しましょう。
| タグ・属性 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
<title> |
検索結果やブラウザタブに表示されるタイトル | ページ内容が分かるタイトルにする |
meta description |
検索結果に表示される説明文 | 記事の内容を短く説明する |
<h1>〜<h3> |
記事構造を示す見出し | キーワードを自然に含める |
alt |
画像の説明 | 画像の内容を具体的に書く |
<a> |
リンク | リンク先が分かる文字にする |
13. よく使うHTMLタグ一覧
| タグ | 読み方・意味 | 主な用途 |
|---|---|---|
<h1> |
大見出し | ページタイトル |
<h2> |
見出し | 記事の大きな章 |
<h3> |
小見出し | 章の中の細かい項目 |
<p> |
段落 | 本文 |
<br> |
改行 | 住所や詩など、意味のある改行 |
<strong> |
重要な強調 | 重要な言葉を強調 |
<em> |
強調 | ニュアンスを強める |
<ul> |
順不同リスト | 箇条書き |
<ol> |
順序付きリスト | 手順説明 |
<li> |
リスト項目 | 箇条書きの1項目 |
<a> |
リンク | 別ページや外部サイトへのリンク |
<img> |
画像 | 画像表示 |
<table> |
表 | 比較表・一覧表 |
<tr> |
表の行 | 表の1行 |
<th> |
表の見出しセル | 表の項目名 |
<td> |
表の通常セル | 表の内容 |
<div> |
汎用の箱 | 複数要素をまとめる |
<span> |
文章中の範囲 | 一部だけ装飾する |
<blockquote> |
引用 | 他サイトや資料からの引用 |
<pre> |
整形済みテキスト | コードブロック |
<code> |
コード | プログラムやHTMLタグの表示 |
14. よく使う属性一覧
| 属性 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
class |
CSSで装飾するための名前 | <div class="note"> |
id |
ページ内で1つだけ使う識別名 | <h2 id="summary"> |
href |
リンク先URL | <a href="https://example.com"> |
src |
画像やファイルの場所 | <img src="image.jpg"> |
alt |
画像の説明 | <img alt="説明文"> |
target |
リンクの開き方 | target="_blank" |
rel |
リンク先との関係 | rel="noopener" |
width |
幅 | width="800" |
height |
高さ | height="450" |
loading |
画像の読み込み方法 | loading="lazy" |
15. CSSとの関係
HTMLは文章や構造を作り、CSSは見た目を整えます。
たとえば、次のHTMLにCSSを指定すると、補足ボックスのような見た目を作れます。
HTML
<div class="note">
<strong>補足:</strong><br>
ここに補足説明を書きます。
</div>
CSS
.note {
background: #fff7ed;
border: 1px solid #fed7aa;
border-radius: 12px;
padding: 14px 16px;
}
Cocoonなら、記事本文にHTMLを書き、共通デザインは「外観」→「カスタマイズ」→「追加CSS」に書いておくと管理しやすいです。
16. WordPress記事で避けたいHTML
- 記事本文に
<html>、<head>、<body>まで貼る - 見出しの順番をバラバラにする
<br>を大量に使って余白を作る- 画像に
altを入れない - リンク文字を「こちら」だけにする
- 表をスマホで確認しない
- CSSを記事ごとにバラバラに書きすぎる
17. そのまま使える記事本文テンプレート
WordPressの記事本文に貼る場合は、次のような構成が使いやすいです。
<p>
この記事では、〇〇について分かりやすく解説します。
</p>
<div class="toc">
<strong>この記事で分かること</strong>
<ol>
<li>〇〇の基本</li>
<li>〇〇の使い方</li>
<li>注意点と対策</li>
</ol>
</div>
<h2>1. 〇〇とは?</h2>
<p>
ここに説明を書きます。
</p>
<h2>2. 〇〇の使い方</h2>
<ul>
<li>ポイント1</li>
<li>ポイント2</li>
<li>ポイント3</li>
</ul>
<h2>3. 注意点</h2>
<div class="note">
<strong>注意:</strong><br>
ここに注意点を書きます。
</div>
<h2>まとめ</h2>
<p>
この記事のまとめを書きます。
</p>
18. 最低限覚えるタグ
まずは、次のタグだけ覚えれば、かなりの記事が作れます。
<h2>、<h3><p>、<strong><ul>、<ol>、<li><a>、<img><table>、<tr>、<th>、<td>19. まとめ
HTMLは、Webページの見た目を作るものというより、文章や画像、リンク、表などに「意味」を与えるためのものです。
正しいタグを使うことで、読みやすい記事になり、検索エンジンにも内容が伝わりやすくなります。
- 見出しは
<h2>、<h3>を中心に整理する - 本文は
<p>で段落に分ける - 箇条書きは
<ul>や<ol>を使う - 画像には必ず
altを入れる - 表はスマホ表示も確認する
- デザインはCSSで共通化する
- WordPress記事本文には、ページ全体ではなく本文部分だけを書く
※この記事は、サイト作成やWordPress記事編集でHTMLを使う方向けの基本メモです。
実際の表示は、使用しているWordPressテーマや追加CSSによって変わります。

