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Android Studio「Invalid StreamExperience Request: Text part must not be empty」の解決方法

Android StudioのGeminiをAgent Modeで使っていると、会話の途中で「Invalid StreamExperience Request」と表示され、同じプロンプトを送り直しても処理が始まらないことがあります。本記事では、空のテキストパートを含むリクエストが生成される既知問題を、公式情報に基づいて切り分け、解決する手順を説明します。

表示されるエラー

Invalid StreamExperience Request. Violations:
contents[18].parts[0].text: Text part must not be empty.

contents[18]の数字は会話履歴によって変わることがあります。重要なのは、parts[0].textが空であってはならないという検証エラーです。

原因

これはプロジェクトのGradle設定やアプリコードのコンパイルエラーではありません。Android StudioのGemini Agent Modeがストリーミング要求を組み立てる際、会話履歴の一部に空のテキストパートを含めて送信し、サーバー側の入力検証で拒否されるIDE側の既知問題です。GoogleはIssue Tracker #549864592をAndroid Studio Rabbit 1 Canary 3の修正項目として掲載しています。

ポイント: 同時期のCanaryにはAGP 9.5.0-alpha03が同梱されますが、この問題はGemini/IDEの修正です。AGPだけを変更しても解決策にはなりません。

発生条件と対象バージョン

  • Android Studio内のGeminiでAgent Modeを使用している
  • 既存の長い会話を継続した場合や、添付・生成結果を含む会話で発生することがある
  • エラー本文にInvalid StreamExperience RequestとText part must not be emptyが含まれる
  • 公式の修正掲載先はAndroid Studio Rabbit 1 Canary 3(2026年8月27日公開)

個々の会話内容で発生有無が変わるため、すべての旧バージョンで必ず再現するわけではありません。

推奨する解決手順

  1. 必要な内容を退避する: 未送信のプロンプトや重要な回答をテキストへコピーします。
  2. Android Studioを更新する: Help > Check for Updates(macOSではAndroid Studio > Check for Updates)からRabbit 1 Canary 3以降の修正を含むビルドへ更新します。組織で安定版のみを許可している場合は、同じ修正を含む後続の安定版を選びます。
  3. IDEを再起動する: 更新後にAndroid Studioを完全に終了し、再起動します。
  4. 新しいAgent会話で再実行する: 問題が起きた履歴をそのまま継続せず、新規チャットを開始して、必要な前提とプロンプトを送り直します。
  5. 添付内容を確認する: 空の選択範囲や内容のない添付を外し、実体のあるファイルまたはテキストだけを追加します。

すぐ更新できない場合の代替策

新しいAgent会話を開始し、プロンプトを一度プレーンテキストだけで送ると、壊れた会話履歴を回避できる場合があります。添付を一つずつ追加し直す方法も切り分けに有効です。ただし、これらは公式に恒久修正と確認された手段ではなく、一時的な回避・診断方法です。再発する場合は修正済みのAndroid Studioへ更新してください。

会話を削除またはリセットする前に、必要な指示・コード片・回答を保存してください。キャッシュ削除やプロジェクトのGradle設定変更は、この入力検証エラーに対する第一選択ではありません。

修正を確認する方法

  1. Help > AboutでAndroid Studioのビルドを確認します。
  2. 新しいAgent会話を作成します。
  3. 以前エラーになったプロンプトを、空の添付なしで送信します。
  4. Invalid StreamExperience Requestが表示されず、Agentの応答またはツール実行が開始することを確認します。
  5. 必要なら添付を一つずつ戻し、どの入力でも空のテキストパートが生成されないことを確認します。

注意点

  • メッセージ中の配列番号が違っても、Text part must not be emptyが同じなら本問題の可能性があります。
  • HTTP認証、利用上限、ネットワーク切断など、別のGeminiエラーにはこの手順を当てはめないでください。
  • 更新後も再現する場合は、Android Studioの正確なビルド番号、Geminiプラグイン情報、再現手順を添えてIssue Trackerへ報告してください。機密のプロンプトやソースコードは除外します。

まとめ

「Invalid StreamExperience Request: Text part must not be empty」は、Gemini Agent Modeが空のテキストパートを含む要求を作成するAndroid Studio側の既知問題です。推奨策はRabbit 1 Canary 3以降の修正を含むAndroid Studioへ更新し、新しいAgent会話で再実行することです。更新できない間の会話リセットや添付の再追加は、恒久修正ではなく一時的な回避策として扱ってください。

公式情報