アロマテラピー検定のポイント

 公益社団法人日本アロマ環境協会(にほんアロマかんきょうきょうかい、Aroma Environment Association of Japan、AEAJ)が行うアロマテラピーの検定です。 このページはりすさんが作成した試験問題アプリ、りすさんシリーズの紹介と試験に出題された項目をまとめたページです。
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目次
  精油の基礎知識
(1級,2級)
▶  精油のプロフィール(1級,2級)
▶  
アロマテラピー利用法(1級,2級)

▶  アロマテラピーの歴史(1級,2級)
▶  アロマテラピーと地球環境(1級,2級)
▶  アロマテラピーのメカニズム(1級)
▶  アロマテラピーと健康(1級)
▶  アロマテラピーに関する法律(1級)
▶ アロマテラピー検定の本(1級,2級)
▶ 精油キットを探す

精油の基礎知識

アロマテラピーの意味

 植物の香りを楽しみながら、豊かな生活に活用することをアロマテラピーといいます。アロマテラピーにおいて、植物の香りとして用いるのが精油(エッセンシャルオイル)です。

アロマテラピーの誕生

 「アロマテラピー」という言葉は、フランス人化学者ルネ・モーリス・ガットフォセが造語したものです。ガットフォセはラベンダー精油を使用したことで、精油の治療効果に目覚め、その研究成果を「Aromatherapie」という著書にまとめました。

アロマテラピーの広がり

 アロマテラピーは自然療法であると同時に、QOL(生活の質)を向上させること、病気を未然に防ぐ、予防医学としても有用です。

アロマテラピーの目的(日本アロマ環境協会より)

・リラクゼーションやリフレッシュに役立てる。
・美と健康を増進する。
・身体や精神の恒常性の維持と促進を図る。
・身体や精神の不調を改善し、正常な健康を取り戻す。

精油を安全に使うための注意

・皮膚に精油の原液をつけないようにする。

・精油を飲用しない。

・精油を眼に入れない。

・火気に注意。

・子供やペットの手の届かない位置に保管。

保管に関する注意

 精油は遮光性のガラス容器で保存し、冷暗所で保管がベストです。保存期間の目安は1年以内とし、特に柑橘系は他と比べ成分の変化が起こりやすいため、使用時に注意が必要です。

精油の使用者に対する注意

・治療中の方、薬を処方されている方は必ずアロマテラピーを行ってよいか医師に相談。

・お年寄りや既往症のある方は、基準の半分以下で試してみる。

・妊娠中の方は、芳香浴法以外のアロマテラピーを行う場合は、注意が必要。

・3歳未満の幼児には、芳香浴法以外は行わないほうがよい。3歳以上の子どもでも、大人の使用量の10分の1程度から多くて2分の1程度にとどめましょう。

・皮膚の弱い方は、パッチテストで安全性を確認し、希釈濃度にも注意。

光毒性について

 精油には光(日光などの紫外線)と反応し、皮膚に炎症を起こすものがあります。
・ベルガモット
・レモン
・グレープフルーツなど

皮膚刺激に関する注意

 精油には炎症、紅斑、痒みをおこすものがあります。
・イランイラン
・ジャスミン
・ティートリー
・ブラックペッパー
・ペパーミント
・メリッサ
・ユーカリなど

アロマテラピーを利用するための注意

 精油を使ったトリートメントや手作り化粧品、入浴剤の制作などを楽しむことは自己責任で行うことが原則です。人に渡す場合などは、性質や使用法を説明し、自己責任のもとしてもらいます。

トラブルが生じた場合

 芳香浴の場合は、換気を行い、皮膚にかゆみ、炎症を起こした場合は大量の清潔な水で精油を洗い流します。

希釈濃度について

 ボディトリートメントの場合は、1%以下
 フェイストリートメントの場合は、0.1〜0.5%以下
 顔などの敏感部分は、さらに低い濃度で使用すること

***精油の滴数の計算方法***

 植物油50mlを使用して、希釈濃度が約1%の精油の量を求める方法は
※(1滴約0.05mlとして計算)

①植物油50mlに対しての1%は何mlかを算出

  50ml×0.01=0.5ml

②①で算出した数字を0.05ml(1滴)で割る

 0.5ml÷0.05ml=10滴

 →1%濃度では、植物油50mlに対して必要な精油は10滴となる 

*********

 

アロマテラピーの基材

 基材とは、精油を希釈するときに使う材料のこと、「植物油」、「水溶性の基材」、「その他の基材」に分けられます。

植物油(キャリアオイル、ベースオイルとも言う)

 精油は親油性で油となじみがよく、また植物油は皮膚への浸透性が高い。

スイートアーモンド:
  種子からとる。においはほとんど無い。色は無色~薄黄色
  主成分はオレイン酸とリノール酸
  化粧品の材料としてよく使われる。

オリーブオイル:
  果実からとれる。においは微香。色は淡黄色~淡緑黄色
  主成分はオレイン酸とリノール酸
  美容や医療の分野でよく使われる。

マカデミアナッツオイル:
  種子からとれる。においはほとんど無い。色は淡黄色
  主成分はオレイン酸とパルミトレイン酸(20%)
  パルミトレイン酸は皮脂に含まれる成分なので、浸透性が非常に良い。
  スキンケア用によく使われる。

ホホバオイル:
  ツゲ科のホホバの種子からとれる。においは微香。色は無色~黄色
  主成分はロウエステル
  液体ワックスなので、冬場の寒さで固まることがあるが、常温で溶け酸化しにくい。
  ボディトリートメントによく使われる。

植物性スクワラン:
  オリーブオイルなどに由来する炭化水素を還元して得られる、飽和炭化水素(ロウでも油脂でもない)。
  酸化しにくい。
  肌になじみが良く浸透性にすぐれているので、手作り化粧品に使われる。
  

水溶性の基材

水:
精製水、蒸留水、飲料水など

芳香蒸留水(フローラルウォーター):
 植物を水蒸気蒸留したとき、上部に浮いてくるのが精油で、その下部を芳香蒸留水という。
 わずかに水溶性の精油の成分が含まれている。

 ローズウォーター、ラベンダーウォーター、オレンジフラワーウォーター、カモミールウォーターなどが市販されている。

その他の基材

エタノール
 無水エタノール(アルコール純度 99.5%)
 消毒用エタノール(アルコール純度 70%)
 ウォッカ(アルコール純度の高いもの)

ミツロウ
 ミツバチが巣を作るときに分泌する動物ロウ(動物性ワックス)。抗菌、保湿作用がある。
 ミツロウクリーム、アロマキャンドルなどの基材として利用する。 

クレイ
 鉱物が主成分の粘土。吸収、吸着、収れん、洗浄作用がある。
 パックなどの基材として利用する。

グリセリン
 脂肪や油脂から採れる。

天然塩
 海塩や岩塩など天然塩にはミネラルが含まれている。
 入浴剤などの基材として利用する。

重曹(=炭酸水素ナトリウム)
 弱アルカリ性の性質をもつ。
 皮膚の柔軟作用・洗浄作用がある。
 クエン酸と組み合わせると、発泡バスソルトが作れる。

ハチミツ
 保湿作用と肌の炎症を鎮める作用がある。
 入浴剤やパック剤に用いる。

アロマテラピーに使われる用具

 用具は、耐熱性のあるもの、精油による劣化を防ぐためガラス製や陶器製、ステンレス製のものを使用する。常に清潔にしておき、使い終わったものは中性洗剤で洗い、乾燥させて保管する。

香料の抽出方法

 冷浸法(アンフルラージュ)は、ジャスミンやチューベローズなど、主に摘みとった後も香りを失わない花から香気成分を抽出するために使われた方法です。室温で抽出が可能であるため、熱に弱い成分も抽出することができます。

 温浸法(マセレーション)は、熱を加えて抽出する方法で、熟成法とも呼ばれます。バラやオレンジの花(ネロリ)のように、摘みとった後に香りが失われる花に利用されました。

精油の製造法

水蒸気蒸留法

 原料の植物を蒸留釜に入れ、直接蒸気を吹き込む、あるいは水ともに沸騰させ、芳香物質を気化させる方法です。蒸留される過程で、精油と分離した水にも芳香成分が微量に溶け込み、この水は芳香蒸留水(フローラルウォーター)として活用されます。

圧搾法

 柑橘類の果皮から、精油を得る際に利用する方法です。かつては手で圧搾してスポンジに吸わせて回収しましたが、今は果皮を機械のローラーで圧搾し、遠心法で分離して精油を抽出します。これを低温圧搾(コールドプレス)といいます。

揮発性有機溶剤抽出法

 溶剤釜に植物を入れ、石油エーテル、ヘキサンなど揮発性の有機溶剤に常温で芳香成分を溶かし出す方法です。

油脂吸着法

 牛脂や豚脂(ラードと呼ぶ)などの油脂に芳香成分を吸着させて、精油を抽出する方法です。

 芳香成分を吸着させた油脂を「ポマード」と呼び、このポマードから、アルコールを使って芳香成分を溶かし出します。最後にアルコールを揮発させて取り除き、残った芳香成分(アブソリュートという)を採取します。

超臨界流体抽出法

 二酸化炭素などに高圧を加えて、気体と液体の中間である流体(超臨界)にし、流体となったガスの中に、原料となる植物を入れます。ガスに芳香成分が浸透、拡散して、ガスが芳香成分を取り込みます。それから流体の圧力を元に戻して気化させると、芳香成分だけが残ります。

 この精油も「アブソリュート」と呼ばれています。 

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