危険物取扱者乙4類試験のポイント

 危険物取扱者(きけんぶつとりあつかいしゃ、Hazardous Materials Engineer)は、危険物を取り扱ったり、その取扱いに立ち会うために必要となる日本の国家資格です。 このページはりすさんが作成した試験問題アプリ、りすさんシリーズの紹介と試験に出題された項目をまとめたページです。
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目次
▶  危険物に関する法令

▶  基礎的な物理学及び基礎的な化学
▶  性質並びに予防及び消火の方法
▶  乙種危険物の本

乙種4類 危険物取扱者試験 平成28年版

性質並びに予防及び消火の方法

第四類危険物の特性

 すべて液体である

 すべて有機化合物である

 水よりも軽いものが多い

 水に溶けにくいものが多い

 蒸気は空気より重いものが多い

静電気により引火する恐れのある危険物を取扱う場合の火災予防対策

 静電気の発生するおそれがある場合、接地等除電対策を行う

 室内で取扱うときは、床に散水するなど湿度を高くする

 ガソリンを入れていた移動貯蔵タンクに灯油を入れる場合、当該タンクに可燃性蒸気が残留していないことを確かめる

 作業者は、帯電防止服、帯電防止靴を着用する

 静電気の発生を防ぐため流速はなるべく遅くする

アセトンやエチルアルコールなど、水溶性液体危険物の火災には、一般の泡消火剤では効果的な消火が望めない理由

 泡が消えるから

屋内貯蔵所においてガソリンを貯蔵する場合、換気の必要な理由

 ガソリンの蒸気が滞留して燃焼範囲になるのを防ぐため

アセトンの性状

 無色の液体で特異臭を有する

 引火点は常温(20℃)以下である

 アルコール、エーテルに溶ける 発生蒸気は空気より重く、低所に滞留する

 アセトンは水より軽く、水に溶ける。アルコール、ジエチルエーテルにも溶ける

 有機溶剤に溶ける 揮発性が高く引火しやすい

 水に溶ける

灯油の性状

 原油蒸溜のときガソリンと軽油の中間に留出するもので、ケロシンと呼ばれる

 揮発性は少ないが、炭化水素の混合物である

 比重0.80、引火点40℃

 燃焼範囲は、ガソリンより狭い

 灯油の発火点は220℃

 蒸気比重は4.5である

 発火点は約255℃である

 指定数量は1,000Lである

灯油の取扱いの注意事項

 蒸気は低所に滞留しやすい

 静電気の蓄積を防止するため、室内は乾燥しないようにする

 蒸気が漏れないように、保管容器は密閉する

 ガソリンが混合すると引火しやすくなる

 静電気の蓄積を防止するため、かきまぜないようにする。

軽油の性質

 蒸気比重は灯油と同じく4.5である

 淡黄色または淡褐色の液体

 水より軽く、水に溶けない

 引火点は50℃以上である

 電気の不良導体であり、静電気を発生、蓄積しやすい

灯油と軽油について

 どちらも発火点が100℃より高い

 どちらも水に溶けない

 どちらも引火点が常温(20℃)より高い

 どちらも蒸気が空気より重い

 どちらも繊維にしみこんだり霧状になると引火性が高くなる

クロロベンゼンの性状

 無色透明で、水に溶けないがアルコール、エーテルに溶ける

 引火点は常温(20℃)より高い

 蒸気の燃焼範囲は、1.3から9.6vol%である

 若干の麻酔性がある

 クロロベンゼンは水より重く、蒸気も空気よりも重い

二硫化炭素の性質

 引火点が0℃以下である

 燃焼すると有毒な二酸化硫黄を発生する

 発火点が100℃未満である

 燃焼範囲が広く下限の値も低い

 水に溶けず蒸気は空気より重い

 揮発性があり、蒸気は有毒である 静電気を発生、蓄積しやすい

 エーテルやアルコールによく溶ける 燃焼範囲が広く、下限値が小さい

 水より重く、水に溶けにくい

ベンゼンの性質

 蒸気は空気より重く、低所に滞留しやすい

 無色透明の液体であり、特有の臭気がある

 水には溶けないが、多くの有機溶剤に溶ける

 揮発性が高く、蒸気は有毒である

 引火点は-11℃であり、発火点は498℃である

ベンゼンとトルエンについて

 どちらも蒸気が有毒で中毒症状を起こす

 どちらも常温(20℃)より引火点が低いので引火しやすい

 どちらも無色透明である

 どちらも水に溶けず有機溶剤に溶ける

 ベンゼンは融点が5.5℃なので凝固するが、トルエンは融点が-95℃なので凝固しない

ジエチルエーテルの性質

 蒸気には麻酔性がある 水より軽く、水にはわずかに溶ける

 蒸気は空気より重い

 アルコールによく溶ける

 空気や日光に長時間さらされると、加熱や衝撃などにより爆発の危険がある

動植物油類について

 指定数量は10,000Lである

 水に溶けず、水より軽い

 乾きやすい油ほど自然発火の危険性が高い

 アマニ油とイワシ油は、乾性油である

 ヤシ油とヒマシ油は、不乾性油である

ガソリンの性質

 蒸気比重は3~4である

 比重:0.65~0.80

 引火点:-40℃以下

 発火点:約300℃

 燃焼範囲:1.4%~7.6%

 水に溶けない

 特有の臭気がある

 本来は無色透明である

 危険等級はⅡである

第三石油類の性質

 重油は、褐色または暗褐色で粘性のある液体である

 アリニンは、無色または淡黄色の液体だが、酸化されると褐色に変化する

 グリセリンは、無色透明で粘性のある液体である

 エチレングリコールは、無色透明で粘性のある液体である

 クレオソート油は、黄色または暗緑色で粘性のある液体である

第四石油類について

 ギヤー油、シリンダー油、潤滑油など多くの種類がある

 ガソリンに比べ、粘性が高い

 引火点200℃〜250℃未満の液体である 常温(20℃)では、液体で蒸発しにくい

 水には溶けない

 窒息効果のある消火方法が有効である

 第四石油類は揮発性が低い。

 主に潤滑油等で使用されている

 第三石油類より引火点が高い。

燃焼範囲

 それぞれの燃焼範囲は
 ガソリン:1.4%~7.6%
 二硫化炭素:1.3%~50%
 メチルアルコール:6.0%~36.0%
 灯油:1.2%~6.0%
 トルエン:1.2%~7.1%

メタノールとエタノールの性質

 どちらも常温(20℃)より引火点が低い

 メタノールには毒性があるが、エタノールは麻酔作用があり毒性はない

 どちらも水に溶ける

 どちらも揮発性が高い

 どちらも無色の液体である

アルコール類の共通する性質

 引火点は25℃以下である

 無色透明である

 比重は水より軽い

 蒸気比重は空気より重い

 指定数量は400リットルである

引火点の低い順番

 ガソリン、軽油、重油、シリンダー油

第四類危険物の消火に、水が用いられない理由

 水により火面が拡大してしまうため

重油について

 A重油、B重油、C重油に分かれており、さらに細分化されている

 引火点は重油の種類によって異なる

 主な成分は炭化水素だが硫黄などが含まれている

 火災時には散水は不向きである

 水より比重が小さく水に浮かぶ

 褐色または暗褐色の液体である

 水よりもやや軽く、水に溶けない

 燃焼温度が高く、消火が困難である 霧状になると、引火点以下でも危険である

酢酸の性質

 水溶液は金属を強く腐食する

 無色透明で刺激臭がある

 ベンゼンやエタノールにも水にもよく溶ける

 純度の高い酢酸は融点が常温(20℃)より低い

 蒸気が空気より重い

動物性油類が、布などに染み込んだ状態で自然発火する理由

 染み込んだ油が空気中の酸素で酸化され熱が溜まるため

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