丙種危険物取扱者試験のポイント

 危険物取扱者(きけんぶつとりあつかいしゃ、Hazardous Materials Engineer)は、危険物を取り扱ったり、その取扱いに立ち会うために必要となる日本の国家資格です。 このページはりすさんが作成した試験問題アプリ、りすさんシリーズの紹介と試験に出題された項目をまとめたページです。
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目次
▶  危険物に関する法令

▶  燃焼及び消火に関する基礎知識
▶  性質並びに予防及び消火の方法
▶  丙種危険物の本 

U-CANの丙種危険物取扱者 速習レッスン 【予想模擬試験つき(3回分)】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

危険物に関する法令

消防法で定める危険物の説明

 消防法別表第一において、類ごとの品名と性質が規定されており、これに該当するものが消防法上の危険物である。

 危険物は第一類から第六類まで6つに分類されている

 第四類危険物は引火性を有する液体である

 危険物の定義に量的な基準はない

 放射性物質や毒物・劇物などは消防法上の危険物の範疇にないものも多い

 常温で気体のものは、危険物に含まれていない

 危険性の大小ではない

 危険物を廃棄する場合は、海中又は水中に流出させないこと

 危険物を廃棄する場合は、危険物の性質に応じて安全な場所に埋没すること

 危険物を詰め替える場合は、防火上安全な場所で行うこと

危険物取扱者免状

 免状に記載されている氏名、本籍地が変わった時又は免状の写真が撮影から10年経過した時は、免状の書き換えが必要である。

 免状は危険物取扱者試験に合格した者に対し、試験を行った都道府県知事が交付する

 免状をなくしたり、破損したりした場合、再交付を申請することができる

 書き換えの場合は居住地又は勤務先の都道府県知事にも申請できる

危険物取扱者免状の書き換え

 結婚して姓が変わった場合、免状を交付した都道府県知事に書き換えを申請する

 本籍地の変更は免状を交付した都道府県知事、居住地の都道府県知事、勤務地の都道府県知事のいずれかに申請する

 住所、勤務先、勤務地の変更は申請の必要がない

危険物免状をなくして再交付を受けた後で、なくした免状を発見した場合の措置

 発見した免状を、10日以内に再交付を受けた都道府県知事に提出した

ガソリンと灯油を同一場所に貯蔵する場合の指定数量の倍数を求める計算方法

 ガソリンの貯蔵量/ガソリンの指定数量 + 灯油の貯蔵量/灯油の指定数量

指定数量

 灯油、軽油 1000L
 重油 2000L
 シリンダー油 6000L
 ガソリン 200L

保安距離を必要とする製造所等

 保安距離を必要とする施設は、製造所、屋内貯蔵所、屋外貯蔵所、屋外貯蔵所、一般取扱所である

屋外貯蔵所で貯蔵できないもの

 ガソリンは引火点が−40℃以下なので、屋外貯蔵所で貯蔵できない

危険物と混載できないもの

 第4類と混載を禁じられているのは第1類と第6類である

指定数量の倍数にかかわらず定期点検を実施しなければならないもの

 地下タンク貯蔵所、移動タンク貯蔵所、移送取扱所の3つである

製造所などにおける危険物の貯蔵、取扱いの技術上の基準

 危険物を貯蔵・取り扱っている建築物などでは、危険物の性質に応じた遮光や換気を行うこと

 常に整理清掃を行うとともに、みだりに空き箱その他不必要なものを置かないこと

 みだりに火気を使用したり、係員以外の者を出入りさせないこと

 可燃性蒸気が滞留するおそれのある場所では、火花を発する工具、機械等を使用しないこと

 危険物を収納した容器を取扱うときは、みだりに転倒、落下させたり、衝撃を加える又は引きずるなど粗暴な行為をしないこと

 危険物を焼却する場合は、安全な場所で他に危害を及ぼさない方法で見張り人をつけて行うこと

 屋内貯蔵所及び屋外貯蔵所では、原則として、基準に適合する容器に収納して貯蔵すること

 貯蔵所では、原則として、危険物以外の物品を貯蔵しないこと

 屋外貯蔵タンクの防油提の水抜口は、水抜口は通常、閉鎖しておく

移動タンク貯蔵所による危険物の移送

 移動貯蔵タンクには、取扱う危険物の類、品名及び最大数量を表示すること

 積載する危険物がガソリン、灯油、軽油、第三石油類(重油、潤滑油及び引火点が130℃以上のもの)、第四石油類及び動植物油類であれば、丙種危険物取扱者が同乗すればよい

 積載する危険物を取り扱える危険物取扱者が同乗する必要があるが、運転手である必要はない

 乙種危険物取扱者は免状に指定された類の危険物の移送のみ同乗できる

 移動タンク貯蔵所には、譲渡・引渡の届出書、定期点検記録などの書類を備えておかなければならない

 同乗する危険物取扱者は、危険物取扱者免状を携帯しなくてはならない

 危険物の類、品名、最大数量を表示しなくてはならない

移動タンク貯蔵所の位置、構造及び設備等の基準

 「危」と表示した標識を車両の前後のよく見える場所に掲げること

 屋内に常置する場合は、耐火構造又は不燃材料でつくった建築物の1階であること

 移動貯蔵タンクの容量は、30000L以下であること

 移動タンク貯蔵所に保有空地は必要ない

消火設備の組み合わせ

 第1種消火設備 屋外消火栓設備
 第2種消火設備 スプリンクラー設備
 第3種消火設備 ハロゲン化物消火設備
 第4種消火設備 大型消火器、大型泡消火器
 第5種消火設備 小型二酸化炭素消火器、水バケツ 

丙種危険物取扱者が、エチルアルコールを取扱う場合の規定

 甲種危険物取扱者又は乙種第4類の危険物取扱者の立会いのもとで取扱うことができる

危険物の取扱い作業の保安講習

 保安講習は都道府県知事等が行い、全国どこの都道府県でも受講できる

 製造所などに勤務していても危険物の取扱に従事していない者は、受講の義務はない

 製造所等で危険物の取扱いに従事している危険物取扱者は、3年以内ごとに1回受講義務がある

取扱所において、位置、構造又は設備を変更しないで取扱う危険物の種類、数量又は指定数量の倍数を変更しようとする場合

 変更しようとする10日前までに、その旨を市町村長等に届け出なくてはならない

製造所などの予防規程

 製造所等の所有者等及びその従業者は、予防規程を守らなくてはならない

 予防規程を定めたときは、市町村長等の認可を受けなければならない

 市町村長等は、火災の予防のため必要であるときは、予防規程の変更を命ずることができる

 施設の種類と危険物の数量によって決まり、従業者の人数で決まるわけではない

給油取扱所における危険物の取扱いの基準

 自動車等に給油するときは、給油空地から自動車などがはみ出さないようにする

 自動車等に給油するときは、固定給油設備を使用し、直接給油する

 自動車等に給油するときは、自動車等のエンジンを停止させる

 注入ホースは用いることはできない

給油取扱所の位置、構造及び設備の技術上の基準

 保安距離、保有空地ともに必要でない

 固定給油設備の周囲に間口10m以上、奥行6m以上の給油空地を保有しなければならない

 見やすい箇所に給油取扱所であることを示す標識と「火気厳禁」と掲示した掲示板を設けなくてはならない

 給油空地は周囲の地盤面より高くする

危険物の仮貯蔵・仮取り扱い

 指定数量未満の危険物については、仮貯蔵・仮取り扱いの対象ではない

 仮貯蔵の承認を受けると、指定数量以上の危険物を、貯蔵所以外の場所で貯蔵することができる

 仮貯蔵・仮取り扱いは、10日以内の期間に限られる

製造所などを設置した時の完成検査

 工事完了後、完成検査の申請をして、完成検査を受ける必要がある

 完成検査は市町村長に申請する

 使用開始前に完成検査を受ける

 工事の期間に関係なく、完成検査は受ける

第四類危険物を取扱う製造所において、掲示板に表示しなけれならない注意事項

 「火気厳禁」を表示する

危険物を車両で運搬する場合の基準

 運搬容器の外部には、品名、危険等級、化学名、数量、注意事項を表示しなくてはならない

 指定数量未満でも、運搬の規制は受ける

 同乗しても規制は受ける

 指定数量以上を運搬する場合は標識及び消火設備の設置が義務付けられている

消火設備

 すべての製造所には、消火設備の設置が義務付けられている

 移動タンク貯蔵所には、適応する小型の自動車用消火器を2個以上設けなければならない

 地下タンク貯蔵所には、第5種の消火設備を2個以上設けなければならない

指定数量以上の危険物の仮貯蔵

 消防長又は消防署長の承認を受けて10日以内の期間、貯蔵所以外の場所で仮貯蔵できる

製造所等の区分

 給油取扱所:固定した給油設備によって、自動車等の燃料タンクに直接給油するため、危険物を取扱う施設である

 移動タンク貯蔵所:車両に固定されたタンクにおいて危険物を貯蔵・取扱う施設のことである

 販売取扱所:容器入りのままで販売するため危険物を取扱う施設である

 簡易タンク貯蔵所:簡易タンクにおいて危険物を貯蔵、取扱う施設のことである

 一般取扱所:給油取扱所、販売取扱所、移送取扱所以外で危険物を取扱う施設

 地下タンク貯蔵所:地盤面下に埋没されているタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取扱う施設

 移送取扱所:配管及びポンプ並びにこれらに付属する設備によって危険物を取扱う施設

 屋外貯蔵所:屋外の場所において、貯蔵し、または取扱う施設

製造所等のうち、保有空地を必要としないもの

 給油取扱所

危険物取扱者以外のものが、危険物を取扱う際の立会いについて

 甲種危険物取扱者は、すべての危険物の取扱いに立会うことができる

 乙種第四類危険物取扱者は、第四類の危険物の取扱いに限り、立会うことができる

 丙種危険物取扱者は免状に指定されている危険物の取扱はできるが、立ち会いはできない

製造所等の設置、変更

 製造所などを設置しようとするときは、市町村長等に届出なくてはならない

 製造所等を設置したときは、市町村長等の行う完成検査を受けなくてはならない

 製造所等の位置、構造又は設備を変更しないで、危険物の品名、数量又は指定数量の倍数を変更するときは、市町村長等に届け出なければならない

危険物施設の中で、保安距離及び保有空地のどちらも義務付けられていない施設

 地下タンク貯蔵所

製造所等の譲渡又は引渡し

 製造所等の譲渡又は引渡しを受けたときは、遅滞なくその旨を市町村長等に届出なくてはならない

製造所等の位置、構造又は設備を変更するとき

 危険物の数量、指定数量の倍数の変更は市町村長等への届出が必要

 製造所等の譲渡、引渡しは市町村長等への届出が必要

 危険物の仮貯蔵、仮取り扱いをするときは、消防長または消防署長の承認が必要

製造所等の仮使用が認められるための要件

 変更工事に関わる部分以外の部分の使用であること

標識・掲示板

 移動タンク貯蔵所を除く製造所等はすべて、幅0.3m以上、長さ0.6m以上、地色は白、文字は黒で製造所等の名称を記載した標識を掲げなくてはならない

 移動タンク貯蔵所は、0.3m平方以上、0.4m平方以下の地が黒色の板に黄色の反射塗料等で「危」と表示

 標識を車両の前後に掲げなくてはならない

 すべての製造所等は、危険物の類、品名、最大数量等、危険物の内容を表示する掲示板を掲げなくてはならない

目次
▶  危険物に関する法令

▶  燃焼及び消火に関する基礎知識
▶  性質並びに予防及び消火の方法
▶ 丙種危険物の本 

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